キッチンの高さでお悩みの方へ|後悔しない選び方のコツ
キッチンは、毎日使う場所。作業のしやすさによって、調理が楽しくなったり億劫になったりするものです。
自分の身体に合った快適なキッチンの基本は「高さ」。
ちょうど良い高さにしないと、腰痛など身体の不調を引き起こすことも…!
キッチンの適切な高さについてまとめましたので、参考にしてみてください。
快適なキッチンの高さの選び方
②身体に負担がかかってしまう例
③キッチンの高さは5cm刻み
④迷った場合は「高め」サイズがおすすめ
それでは1つひとつ解説していきます。
①基本は身長から計算!
選ぶ基準は、キッチンで主に作業することとなるワークトップの高さが重要になります。
「カウンタートップ」と呼ばれることもあります。
ワークトップの作業しやすい高さの目安
【身長(cm)÷2+5cm】
ただし、身長が同じでも手の長さも違いがあり、体形などによっても使い勝手が異なります。必ずこのサイズが良いというわけではありません。
キッチンマットを敷く場合やスリッパのかかとの有る無しによって、キッチン作業をする時の身長が変わってきます。
キッチンの高さをより正確に使いやすくしたい場合は、ご自身がどのような状態で調理をしているかを事前に把握しておく必要があります。
②身体に負担がかかってしまう例
低すぎたり、高すぎたりすると負担がかかってしまいます。
事故の危険性があるだけでなく、調理の効率も悪くなります。
肩こり・腰痛など 体への負担
包丁を使う際に力を入れづらい
水がはねて衣服が濡れる
慢性的な腰痛・肩こりなどがある方はキッチンの高さが原因かもしれません。リフォームの際にはキッチンの高さの確認は必須です!
③キッチンの高さは5cm刻み
キッチンの高さは、日本工業規格(JIS)により、80cm・85cm・90cm・95cmと5cm刻みに定められています。
④迷った場合は「高め」サイズがおすすめ
低いキッチンは対処方法がありませんが、高いキッチンはキッチンマットやかかとのあるスリッパを履くなどの対処方法がありますので、迷ったら「高め」のサイズにされることをおすすめします。
身体に合ったキッチンの高さを選んで快適な毎日を!
キッチンを決める際には、大体の自分に合ったサイズを把握しておきながら、お近くのショールームで実際に見てみるとよりイメージしやすくなります。
その際は、普段調理するときに使っているスリッパやルームシューズを持っていくのがおすすめ!
リアルな使用感を確かめるために、普段の調理とできるだけ同じ環境で確認すれば、後悔することはないでしょう。
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