工事前の挨拶の方法4ステップ!注意点・トラブル一例もご紹介

工事前の挨拶の粗品
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リフォームなどで工事を行う際のご近所へのあいさつは、大切な工程の1つ。
住まいを快適なものにするための工事が原因で、ご近所トラブルになっては本末転倒です。


しかし実際のところ工事前のあいさつは、初めてだからやり方がよくわからない!という方が多いかと思います。


そこで今回は近隣へのあいさつに行く具体的な方法や、ご挨拶に行った方がいい範囲などについてもご説明していきます。

そもそも工事前の挨拶ってなんで大切なの?

工事前のあいさつをする1番の目的は、工事をすることを事前に近隣にお知らせすることで、ご近所トラブルを減らすためです。

工事をする際は騒音や塗料のにおいなどで、ご近所にご迷惑をかけてしまうこともしばしば。

そのような状況であることを事前にご近所にお知らせすることで、トラブルになる確率をグっとさげることができます。

工事前の挨拶を行わなかった場合のトラブルの一例

・工事の開始日を知らせていなかった
→突然の騒音で苦情が入ってしまった
→外干ししていた洗濯物に、塗料のにおいがついてしまった

・マンションの住宅工事の時間帯をきちんとお知らせしてしていなかった
→下の階に夜勤勤務の方が住んでおり、日中が就寝時間だったため騒音トラブルになってしまった

・工事業者の車の出入りを告知していなかった
→小さな子供が多い住宅街で、危険だと苦情が入った

上記はほんの一例です。

ですが、事前にしっかり挨拶をすることで未然に防ぐことができたトラブルばかり。

ちょっとした気遣いで工事後の暮らしを快適にしていくためにも、工事前の挨拶は重要な手段といえそうです。

工事前のあいさつの具体的な方法4ステップ

それではここから具体的な工事前のあいさつの方法を解説していきたいと思います。

①あいさつに行くタイミング

あいさつに行くタイミングは工事が始まる10日~1週間前までに行くのがおすすめです。


1度の訪問でご挨拶したい方、全員にお会いすることは難しいので、2、3度伺うことも考えて、日程には余裕がある方がよいでしょう。

②あいさつには工事業者と一緒に行くのがオススメ

工事前のあいさつは工事業者が行ってくれることも多いもの。

とは言え、施主も一緒に挨拶に行くことで丁寧な印象になることはもちろん、新居の工事の場合は顔を覚えてもらう機会にもなります。

③工事の詳細を載せたあいさつ文を用意する

工事のあいさつの際には、工事の詳細を記載したあいさつ文を添える方が、話がスムーズになりおすすめです。

また、工事までにお会いすることができなかった方にも、最悪お手紙を投函しておくことで、伝え漏れのトラブルを防いでくれます。

あいさつ文に載せたほうがよい項目

・施主名
・施主の連絡先と工事をする場所
・工事内容
・工事期間と時間
※土日祝日など工事がお休みになる日がある場合は記載しておきましょう。
・工事業者名
・工事業者所在地と連絡先
・工事業者HP
・工事の際に、突起する事項があれば記載
【例】
業者の車が出入りする場合はその旨と駐車場所
外壁塗装などでにおいが発生する場合はその注意喚起など…

とは言えこれらの項目を施主1人で用意するのは大変なので、そんな時は工事業者に確認して、作成してもらう方が無難かもしれません。

④挨拶の際の粗品

あいさつをする際は場の雰囲気を和ませるためにも、ちょっとした粗品を用意しておくことをオススメします。

金額的には高くても1,000円以内に収めて、洗剤やスポンジなどの実用的なものが喜ばれやすいでしょう。

また、粗品はすでに工事業者で用意してくれていることも多いので、一度、工事業者に確認してみてから準備を進めましょう。

最後に挨拶の際の注意事項

ここまでは挨拶の具体的な方法と準備について解説してきました。

ここからは印象をよくするためにも、注意した方がよいポイントについてもご紹介していきます。

挨拶に行く時間帯には注意

基本的には平日の昼間、10時~15時などの忙しくない時間がおすすめです。

朝や夕方は一般的に忙しい時間帯なので、避けた方が無難です。

とは言え、平日の時間帯は施主自身も仕事などであいさつの時間を確保することが難しいことも少なくありません。

そんな時は無理せずに、土日などに工事業者と予定を合わせてお伺いする方がよいでしょう。

お留守だった場合はお手紙を添えてごあいさつを投函

中には何度お伺いしてもお会いすることができない方もいらっしゃいます。

そんな方には先ほどもご説明した通り、そのままにしておかず、お手紙を添えて工事詳細を載せた挨拶文をポストに入れておきましょう。

その時は「何度かお伺いしたけど、お会いすることがかなわなかった」旨をお伝えします。

また、粗品に関しては一緒に投函できるならば投函し、できない場合はドアにかけておくことも方法の1つです。

挨拶に一緒にいってくれる業者をきちんと選ぶ

工事中のご近所トラブルは工事業者も極力避けて通りたいので、基本的には工事業者が行ってくれることがほとんどです。

しかし中には工事前のあいさつは施主のみで行ってもらうことになっている業者もいます。

ご近所トラブルを未然に防ぐことは、施主が住み始めてからの快適な暮らしにつながる大切な工程の1つです。

なので、そもそも挨拶を行っているのかどうかを確認してから、工事業者を選ぶことをオススメします。

さいごに…

今回は、工事後の暮らしが快適になる工事前の挨拶の方法について解説しました。

住宅のリフォームは工事を完了して終わりではなく、工事後の暮らしを快適にすることが目的です。

信頼できる業者と楽しく工事を進めて、より良い生活を得ることができれば幸いです。

また、リフォームや住みかえに関する疑問・質問を当サイトでは無料で相談を受け付けています。

何かお困りの際は、お気軽にご相談ください。

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