専用コンセントとは?使い方についてもわかりやすく解説!

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リフォームの現地調査などで、よく出てくる用語の1つである「専用コンセント」

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専用コンセントってなに?普通のコンセントとなにが違うの?


実は、わたしたちの生活に欠かせない電気製品には、それぞれ適したコンセントがあります。
いざ住み始めたら『頻繁にブレーカーが落ちて大変!』ということにならないためにも、専用コンセントについて今回はわかりやすく解説していきます。

専用コンセントとは高電圧家電が使えるコンセントのこと

エアコン・食器洗浄機・IHなど、ご家庭で使う家電には消費電力が1000Wを超える高電圧なものがたくさんあります。
このような高電圧家電を使用する際に、通常のコンセントで他の家電と一緒に使用してしまうと高電圧に耐え切れず、ブレーカーが落ちてしまいます。

そのような事態を防ぐために、専用コンセントとは分電盤の子ブレーカからコンセントまで分岐せず直接配線されたものをいいます。

図のように通常のコンセントは、1つの子ブレーカーから数か所のコンセントへ分岐して成り立っています。

そのため通常のコンセントの場合、一度に使用できる電力の制限が低くなっており、冷蔵庫や洗濯機のような高電圧家電を使用するとブレーカーが落ちてしまいます。

そのような事態を防ぐために、高電力な家電を使用する際は、機器に適した専用コンセントを設置します。

専用コンセントを使用する際の注意点

専用コンセントは通常のコンセントよりも、高電圧な家電を使用することができるということについて解説してきました。

しかし専用コンセントとはいえ、たこ足配線コンセントを使用して、複数の家電を同時に使用するとブレーカーが落ちる原因になります。

【ブレーカーが落ちる原因になる一例】
電子レンジ専用コンセントで温め+掃除機を使用

※専用コンセントを必要としない掃除機も、家電の中では高い電力が必要なため注意が必要です。

リフォームや住みかえの際は専用コンセントを増設するチャンス

快適な生活にするための住みかえやリフォーム。
新しい暮らしに向けて家電を一新することもあるかもしれません。

専用コンセントは増設することもケースによっては可能なので、リフォーム工事を依頼している業者に、専用コンセントが必要になるかどうか相談してみるのもオススメです。

コンセントの設置場所についてお悩みの方はコチラの記事もご参考に!

【コンセントの高さまとめ】失敗しないおすすめの設置場所を解説

水色の壁にコンセントとコードのイラスト

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